新政あいちがめざすもの

新政あいちがめざすもの

2017年秋の衆議院議員選挙を前に国政政党の構図が大きく変わりました。
この動きは、地方分権や議会改革の実現に向けて志を同じくしてきた私たち地方自治体議員の活動に影響を与える可能性があります。
こうした状況を自ら打破し、愛知県内ではこれまでの仲間の枠組みを維持・発展させていくため、新たな政治団体を立ち上げるための検討を重ねてきました。幸い、ここ愛知県の地方自治体議員は、「自治体政策フォーラム」に集い、主体的な研鑽を重ねてきた実績があります。また、連合愛知の推薦議員で構成する「政策推進議員懇談会」においても、働く人・生活者の視点に立った政策を前進させてきました。これらを基盤に新たな政治団体を立ち上げ、改めて改革の志をともにする仲間の議員が一つに結集し、地域に根差した政策の実現をめざすとともに、地方分権型社会の実現に向けた大きなうねりを、ここ愛知から発信していきたいと考えます。
以下、新たに設立する「新政あいち」がめざすべきものをお示しし、全員で着実な一歩を踏み出したいと思います。

綱領

  1. 改革を志す仲間の議員が一つに結集し、働く人・生活者に寄り添う現場に根差した政策の実現に向けて連携していきます。
  2. 地方分権・議会改革など、地方自治体議員が前進させていく政策課題を共有し、確かな実績を積み上げていきます。
  3. 愛知県の特性である、産業集積拠点の強みを生かし、そこで培われた経済活力を地域住民の生活向上につなげていきます。
  4. 地方の自立に向けた機運を高められるよう、他県の仲間とも連携して新たな地方自治・住民自治のあり方を提起していきます。

基本政策

これまで積み上げてきた以下に掲げる基本政策の実現をベースに活動を進めていきます。 なお、活動を進めるにあたっては、地方分権の推進等の取組は、他県とも連携して展開できるよう、また議会改革・条例制定等の取組は、県内統一して取り組み、県全体の底上げが図られるよう進めていきます。

綱領

  1. より現場に近い視点で行政サービスの実態をチェック・改善が行えるよう中央集権の権限と財源を地  方に移譲する、地方分権型社会の実現をめざします。
  2. 産業の集積拠点である等、愛知の持つ地域資源を活用して財政的な優位性を確立・持続させるとともに、それによって得た経済活力を地域住民の生活向上につなげていきます。
  3. 私たち議員は地域住民の代表・代弁者であることを常に自覚し、議会運営・議員活動に改革の志を持って臨むとともに、行政機関に対して“公正・効果”の視点を持って提案型の取組を進めます。
  4. 今後の愛知の成長を支える働く人が定着・定住してもらうため、子育て・教育・就業・老後に至る人生の各ステージで、将来と安心が見える施策の実現をめざします。